1.政治を志した動機

 これまで、裁判官や検事、弁護士として個々の事例を通じて社会の問題の解決に取り組んできましたが、個人としては限界があると感じました。

 社会の問題に対処するには、個々に発生した事態に対処することも重要でありますが、より根本から社会全体を見て問題の発生する原因に対処することこそが必要であると痛感しています。そのため、政治を通じて行動することが必要であると思い、政治を志しました。

 今の政治家は、自分と、自分と関係の深い一部業者の利益の獲得を目指し、自分の顔を立ててくれる官僚を守るために政治を動かしているもので、国民のために政治を行っているのではありません。

 最悪の事態を招いた住専問題や薬害エイズ問題は、国民をないがしろにしているそうした政治によって引き起こされたものです。

 政治に対する不信は社会への不信を招き、それが青少年をオウム真理教などに走らす一つの原因となっています。

 私は、こうした政治に終止符を打ち、国民の側に立った政治を実現したいと思います。


2.私の政治姿勢

 これまで述べたように、政治状況が閉塞している根本原因は、利権政治と官僚政治という政官財癒着構造にあります。

 私は、政治家が国民に背を向けた政治に走るのは、政治家が利権業者から資金ももらうことに主たる原因があると認識しています。政治家が業界から資金を受けなければ、どうしても業界側に立った政治しか出来ないことになり、国民に背を向ける結果となってしまいます。

 私は、政治家と企業とのこうした関係を断ち切るため、企業からの政治献金は一切受けていません。

 これは企業を敵視するものではありません。

 私は、自由経済を支持しておりますし、経済社会の健全な発展は企業の功績に負うところが大であると考えています。

 私が企業から献金を受けないのは、企業敵視ではなく、企業に負い目を持たず国民の側に立った政治を実行するために行っていることです。

 私は、金権を排除し、清潔で良識ある政治を実行し、真に国民の側になった政治の実現を目指します。


3.『あっせん利得禁止法』について

 鈴木宗男事件は、政治家が業者のために口利きをして行政をネジ曲げて業者の利益を図り、業者からその謝礼を受け取るという、政官業癒着の腐敗した口利き政治の典型です。こうして資金力をつけた鈴木宗男議員が、その資金力をバックにして自民党の実力者として地位を高めていたところに、この事件が単なる鈴木宗男議員個人の事件ではなく、自民党の体質から生まれた構造的腐敗事件であることが分かります。

 小川敏夫は、こうした利権政治をなくし、政治を透明なものにするため、国会で頑張っています。

 利権政治をなくす一つの方策として小川敏夫は、政治家が業者のために行政に口利きをして、その謝礼を受け取る行為を禁止して処罰する法律である『あっせん利得禁止法』の制定を目指して頑張っています。

 平成十二年にあっせん利得処罰法が自公保三党の提案で成立しています。しかし、この法律は、罪の成立に不必要な用件を加えたり、第三者が利益を受けるなどの抜け道を許したりなど、なるべく政治家がつかまらないように随所に悪知恵が利かされた法律で、国民を馬鹿にしきったものです。

 小川敏夫は抜け道を塞いだ実効性のある『あっせん利得禁止法』の成立を公約に参議院選を戦いましたが、当選後、直ちに自らの手で法案の作成に取り掛かり、平成十一年五月には、民主党に加え公明、社民、共産党と共同で法案を提出しました。しかし、この法案は、自民党の反対でたなざらしにされたまま、前述の自公保による骨抜きのあっせん利得処罰方が成立したのです。


平成11年5月 法案提出

 小川敏夫は、今国会においても、実効性のある法律の成立を目指し、民主党に加え、自由、社民、共産と共同で法律を提出しました。小川は、腐敗政治の根絶のために、いつまでも戦いつづけます。


平成14年6月 法案提出


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